<エドガー誕生日> |
||
1月13日…… −−−−−−−−−− (10年位前…… 「ご覧ください旦那さま! ラルム様が誕生日にと絵を描いてくださいました。 いやはや、お上手になられまして……」 「……うむ、そうか……」(しょぼんとするクラウスさん) 「はっ。も、申し訳ございません旦那さま。ラルム様に満足にお会いすることも出来ませんのにこのような失礼を――」 「いや、すまないお前の誕生日だというのに私こそ気が利かなかったな。――――だが、そうだな、上手くなったものだ」 「――――ええ。本当に」 満足には会えない。会うことは許されない主。 けれど自分がこのささやかなつながりをつなげておけば、触れることの出来ないあの子の成長を教えられる。 来年も再来年もその先も、ずっと。 いつか、この方の目にあの方の姿が映るまで――――。 2011/01/15 |
||
まだまだラルムが小さい頃のお話です(性格には5歳ほど)。 クラウスさんが行くのはどうしても世間体が許してくれないのでエドガーさんは結構ちょくちょく ラルムたち母子のところに行っていました。 そのためラルムにとってはとても年の離れたお友達、という感覚です。 ちなみに最初はペンとか何か普通の商品でも渡そうかと思ってたのですが、 5歳の子供だし、そんなませた子じゃなかったので年相応にお絵かきにしてみました。 ……意外に気に入ってくれたエドガーさん。やっぱりおじいちゃんです(*´艸`)ww クラウスさんにとってはラルムも可愛い孫のひとりです。 しかし当時は世間的にそれを公とすることも許されず顔を合わせることも満足にできません。 そのことをよく分かっているエドガーさんだから、これから先もずーっとラルムに会いに行くのです。 ……まあ、本人にとっても可愛い孫みたいなものな訳ですが+(−ω−)← |
||
<クラウス誕生日> |
||
2月20日…… −−−−−−−−−− (10年位前…… 「夜も更けた頃、親類縁者が執り行ってくれた自身の誕生会を終えたクラウスは 自室で執事が渡してくれた手紙を開いていた。 『エーデルフェルトだんちょう、おたんじょうびおめでとうございます。 おともだちにおねがいして、おてがみをとどけてもらいました。 わたしはいま、きしになるためにがんばってけんのしゅぎょうをしています。 いつか、エーデルフェルトだんちょうといっしょにたたかいたいです。 いつかおあいできるひをたのしみにしています。 ラルム・エーデルフェルト』 拙い文字。拙い言葉。けれど伝わる一生懸命な思い。 少しずつ成長しつつある彼を感じ取り、クラウスは静かに微笑を刻むのだった。 2011/02/25 |
||
まだまだラルムが小さい頃のお話です(正確格には5歳ほど)。 エドガーさんの誕生日の後なので、主人に気を遣った彼がラルムに「エーデルフェルト団長の誕生日に手紙を書かないか」と誘い、その結果、って感じです。 ラルム的には憧れの人の誕生日を祝う手紙を書けるというだけでテンションは上がり気味。お母さんに添削を頼みながら必死に言葉を伝えます。 お祝いなのか近況報告なのか定かではない内容ですが、5歳でこれだけ書ければ大したものだと思う若槻です! |
||
<ユア誕生日> |
||
3月17日…… −−−−−−−−−− ユア 「次あっち行こうあっち。あ、あれ美味しそう! 食べようよ」 エイラ 「おっけー! んじゃれっつごー」 ケイティ「……ねえ、ユア。そろそろやめたげない? お金もそうだけど、ラルムちゃんそろそろふらついて来たよ」 手をつないで歩く3人の後ろには、前が見えなくなるほどの荷物を抱え両腕に更に袋を提げているラルムの姿。 あそこまで持てる膂力を褒めればよいのか、あそこまで我慢すること自体に呆れればいいのか。 後ろに視線をやるケイティは判断の着かない事態に苦笑いしている。 ユア・エイラ「「大丈夫大丈夫。お金はまた稼げば良いしラルムちゃんは鍛錬だから」」 悪びれないふたりに引きずられケイティはそれ以上何も言えなかった。 さらに荷物が増えて結局ラルムが先に潰れてしまいユアから怒られるのはそれから十数分後のことである――――。 2011/04/16 |
||
旅の途中に迎えたユアの誕生日。町で色々お買い物をしましょう、という感じですね。 最初は気楽に応じていたラルムですが巡るごとに荷物が増えていき最終的にはつぶれてしまいます(笑 更に怒られるという理不尽。ドンマイラルムΣ! 〜各人の作戦〜 ユア : ガンガンいこうぜ エイラ : いろいろやろうぜ ケイティ : みんな(ラルム)がんばれ ラルム : おれにまかせろ→いのちをだいじに 「任せて、大丈夫だから」そんな台詞を言っていられるのも今のうちという典型ですね。 背景素材→ぐったりにゃんこさま |
||
<エイラ誕生日> |
||
5月20日…… −−−−−−−−−− エイラ 「んー、このレモンケーキおいし〜!」 ユア 「このピーチケーキも美味しいよ」 ラプルゥ「らぷ、らぷるぅ」 ユア 「オレンジケーキも美味しいって」 エイラ 「よっし、じゃあ次はピーチとオレンジにしよっと」 ユア 「そういえばラルムちゃんとケイティは?」 エイラ 「さぁ? 何かさっきお店の人と話してたと思ったら外出てったけど」 ユア 「ふーん、ま、いっか」 エイラ 「いい、いい。あ、すみませーん、注文お願いしまーす」 その頃近くの森では…… ラルム 「恨みはないけど覚悟!」 ケイティ「ラルムちゃんどんどん倒さないと! あのふたり絶対信じられないくらい食べてる!!」 お金稼ぎに必死だったとか。 2011/06/12 |
||
旅の途中に迎えたエイラの誕生日。大食いの彼女の抑制が見事に解かれた上にユアも参戦というお財布に優しくない状況となりました。 止めたいけど止めるのも忍びないのでラルムとケイティは泣く泣く近くの森でお金稼ぎのために魔物を狩りまくってます。 どっちが悪だか分からn(ry ちなみに上のメンバーで一番良心的なのはラプルゥです。 彼は大食いですがちゃんとお財布事情を考えた配分で食べてます。つまれてる皿は大体彼の小さな主の消費の結果。 背景素材→誰そ彼亭さま |